産業用ロボット シミュレータ

ロボットシミュレーション

ロボット(産業用、災害対応など)は機構の自由度が多く、また作業対象物も柔軟物など複雑な形状、物性のものが多いため、シミュレーションが難しいケースが多くあります。

また、センサーやアクチュエータ、それらの制御などシミュレーションに必要な数多くの要素があります。

適切なロボットシミュレーションの実現にAGX Dynamicsはお役に立ちます。

マルチボディ、閉リンク

拘束によるスティッフな結合を持ったマルチボディや、ロボットの機構で求められる閉リンク構造のシミュレーションが可能です。

摩擦モデル

ソルバの使い分け(直接法ソルバと反復法ソルバ)により、安定した把持シミュレーションを実現します。

多量なオブジェクト、接触安定性

ソルバの使い分けや、状態安定時の一時的なスリープ機能などにより多量なオブジェクトの取り扱い時でもパフォーマンスを落とす程度を少なく、安定的なシミュレーションを実現します。

ケーブルシミュレーション(柔軟物)

剛体を拘束でつなぐことでケーブル状の構造物を再現し、その拘束のパラメータ設定によってケーブルの物性を変更することが可能です。

Peg in Hole

真円の穴の空いたシリンダー、コーン形状をシェイプとして使用することが可能です。
摩擦等の設定により、いままで難しかったPeg in Holeシミュレーションを実現します。

柔軟物

左の動画では、板状の柔軟物を再現しリアルタイムで動力学シミュレーションを行っています。
剛体を拘束でつなぎ、拘束へのパラメータを付与することでさまざまな特性を再現します。

板状のものだけでなく、球や円柱など他の形状の再現も可能です。(要求精度やモデルの複雑さによる技術的な制限があります)

力覚センサー、バックラッシ再現などのモデル化

ロボットのシミュレーションではさまざまな機構や機能のモデル化が必要になります。
再現したい現象によって、モデル化のお手伝い、必要に応じて物理エンジンモジュールの開発など実施しています。

産業用ロボット シミュレータ
物理シミュレーション コンサルティング

シミュレータ構築、物理エンジン実装など、コンサルティングを通じたサポートも提供しています。