AGX Dynamics Plugin for Choreonoid

  • 株式会社コレオノイドが主体となって開発されているオープンソース統合ロボットシミュレータ「Choreonoid(コレオノイド)」向けに開発されたプラグインです
  • コレオノイド上で、精緻なクローラモデルの不整地踏破シミュレーションや、消火ホース、電源ケーブルなどのワイヤーシミュレーションが可能になります
  • シミュレーション規模の拡大、シミュレーションの安定性向上に貢献します
  • World Robot Summit2018のトンネル事故災害復旧チャレンジのシミュレータ競技プラットフォームとして使用されました
コレオノイド プラグイン

Choreonoidとは

Choreonoid(コレオノイド)は、株式会社コレオノイドの中岡慎一郎氏が中心となり開発が進められている、オープンソース統合ロボットシミュレータです。


2006年に開発が開始、2011年11月より一般への配布が行われているオープンソースロボットシミュレータで、二足歩行ヒューマノイドロボットHRPシリーズの研究開発で用いられてきた他、「Japan Virtual Robotics Challenge(JVRC)」など国内外の多くのロボット研究開発期間で利用されてきました。


物理エンジンは、産総研で開発されるAISTエンジンの他、ODE、Bullet Pysics、PhysXといったエンジンも実装されていますが、さらなる機能追加と性能強化をめざしてAGX Dynamicsのプラグインが開発されました。

AGX Dynamics Plugin for Choreonoidの機能

クローラモデルの精緻なシミュレーションと不整地踏破

災害現場で必要な物体の破壊

ロボットによる消火ホースを使った消火活動

多量な瓦礫などの除去・運搬

同時にシミュレーションを行うことができる環境の規模拡大

シミュレーションの安定性向上

AGX Dynamics Plugin for Choreonoidの活用事例

福島ロボットテストフィールド

福島ロボットテストフィールド内の試験用プラントに設置されているロボットシミュレータに使用されています。

福島ロボットテストフィールドについてはこちら

World Robot Summit

World Robot Summit 2018のトンネル災害事故復旧チャレンジの競技プラットフォームとして使用されました。

World Robot Summit 2018の競技プラットフォームについてはこちら

コレオノイドプラグインのユーザー

大学、研究機関を中心に、ロボット開発シミュレータとして活用されています。

World Robot Summit 2018に向けた産総研との取り組み

World Robot Summit 2018

ライセンス価格、購入方法について

Commercial(企業、研究機関向け)

40万円(税抜)/1年間
(発行時に5つのハードウェアを登録(期間内の変更・追加可)

Academy(大学向け)

10万円(税抜)/1年間
(発行時に5つのハードウェアを登録(期間内変更不可)

価格は税抜です。買取りライセンスは提供しておりません。

AGX Dynamics Pluginの動作保証やChoreonoidの新しいバージョンへの対応可否、サポートは弊社では行っておりません。Choreonoid開発チーム(Choreonoid掲示板)へお問い合わせ頂きますようお願いいたします。

動作確認を行いたい場合のトライアルライセンスの発行は当社が行いますので、こちらまでご連絡ください。